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ウガンダ選挙情報  
2016年2月23日

ムセベニ大統領が再選(5期目)
現職のムセベニ氏(国民抵抗運動:NRM)が 5,617,503 (60.75%)で再選を果たしました。
一方、ライバルの キザ・ベシジェ(民主変革フォーラム:FDC) 3,270,290 (35.37%)。ベシジェ氏は不当な操作があったと訴えております。
また、在ウガ ンダ大使館からの情報でも、海外のオブザーバーたちも不当選挙だと訴えているようです。まだ、不安定な情勢が続いております。今後3月7 日ま で続く地方選が終わるまでは気が抜けない状態です。
そういった訳ですので、なかなか支援地区にも足が運べない状態が続いております。
ご支援者の皆様には、ご迷惑をおかけして申し訳ございません。
P.S. 選挙期間中は、度々、SNS等がシャットダウンすることも予想されます。
できるだけ、近況報告をするつもりではございますが、 あら かじめご了承下さい。

2/19の暴動 https://www.youtube.com/watch?v=-Xj5s3RfrnA

以下、在ウガンダ大使館からのメールです
在留邦人および短期渡航者の皆様へ

 20日,欧州連合(EU)及びコモンウェルスの選挙監視団は首都カンパラ市内ホテルにおいて,18日に実施された次期大統領選挙及び国民議会議員選挙についてそれぞれステートメントを発表しました。EUのステートメントはクカン(Eduard Kukan)EU選挙監視団長(Chief Observer)により公表され,コモンウェルスのステートメントはオバサンジョ(Olusegun Obasanjo)コモンウェルス選挙監視団長(前ナイジェリア大統領)によって公表されました。概要は以下のとおりです。

1 EUによるステートメント(ウガンダで3回目となる多数政党制の下に実施された選挙では,与党が国家資源をコントロールし,脅迫的な雰囲気の中で選挙が行われたことから,有権者の民主化に向けた熱意は水を差された

(1)有権者は今回の選挙において積極的に選挙戦に関与した。また,ウガンダにおいて史上初めて大統領候補者による討論会が実施された。

(2)与党・国民抵抗運動(NRM)が政治的プラットフォームを独占したことで,選挙キャンペーンの公平性は損なわれた。また当局の対応は,有権者と候補者双方にとって脅迫的な雰囲気を醸成した。

(3)現職のムセベニ大統領の資金及びメディアへのアクセスは,他の候補者に比べて圧倒的優位にあった。選挙管理委員会(EC)の透明性及び独立性の欠如,カンパラといった野党に有利な場所に選挙物品が遅れて配送されたことは,有権者が投票する機会を減少させることとなった。ウガンダ通信委員会(Uganda Communication Commission)はソーシャルメディアへのアクセスを制限しているが,表現の自由や情報へのアクセスを不当に制限するものである。

(4)ECは,投票時間遅延の影響を受けた人々の不満に対して効果的に対応せず,EC委員長はカンパラ及びワキソ地域において投票時間を3時間延長することを投票終了時間の直前に発表したに過ぎなかった。票の集計作業は遅く,また透明性に欠けた。

(5)EC委員長が選挙暫定結果をアナウンスし,また各政党が各地からの投票結果のデータを集めていた際,警察当局は野党・民主変革同盟(Forum for Democratic Change:FDC)本部を包囲した後,支持者に対して催涙ガスを噴射し,ベシジェ候補(前FDC党首)を逮捕した。警察当局によるかかる行為は,表現の自由を深刻に侵害した。

(6)ECは独立性及び透明性に欠け,また関係者からの信頼を得ていなかった。ECは,有権者及び候補者に対して,選挙のプロセスに関する重要な情報について,タイムリーかつ包括的に情報共有しなかった。

(7)各候補者による選挙キャンペーンはウガンダ国内で大きな関心を呼ぶと同時に,大部分において平和裏に実施された。各候補者は,合わせて900回にも渡る選挙キャンペーンを行い,概ねECが規定した日程に従っていた。

(8)警察や法執行機関による嫌がらせや脅迫行為に加え,支持者や有権者の逮捕が,20以上の地域から報告された。選挙キャンペーン期間中,野党候補者は自由に政治活動を行うことができなかった。犯罪予防団(Crime Preventer)は法規則を守らずに活動していたことから,犯罪予防団の存在は選挙前の雰囲気を恐怖に満ちたものとした。

(9)政府職員や公的機関の職員は,NRMの選挙キャンペーンにおいて積極的な役割を果たし,ムセベニ大統領を支持した。したがって,選挙キャンペーンにおいて,候補者間に不平等が存在した。

(10)選挙資金について,与党及び現職のムセベニ大統領は他の候補者と比較して余りにも潤沢な資金を使うことができたが,これは選挙キャンペーンの公平性を損なった。ウガンダの法律は,政治資金の公開と報告を義務づけているにも関わらず,各政党及び候補者はかかる法規を遵守せず,またECも法を執行しなかった。

(11)メディアの報道環境については,報道を自主規制する雰囲気が広がった。また,ジャーナリストに対して嫌がらせや暴行が行われるといった,表現の自由の侵害についての報告が,15以上の地域からなされた。したがって,有権者は正しい情報に基づいて投票を行うことができなかった。

(12)ウガンダ放送局(Uganda Broadcasting Corporation:UBC)は公共放送局としての責務を果たすことをせず,全ての大統領候補者に平等なメディアへのアクセスを提供することを怠った(現職のムセベニ大統領には,UBCのプライムタイムのニュース番組の90%以上が割り当てられた)。

(13)有権者登録については,2015年5月11日を有権者登録の締切りとしたことで,それ以降18歳になったウガンダ国民からは選挙権を剥奪する結果となった。

(14)市民社会団体(CSO)は,ウガンダの民主化にむけたプロセスに多いに貢献した。CSOは,選挙管理委員会の独立の確保,全ての候補者に対し平等な選挙キャンペーンの機会を提供するための法制度整備といった,民主的な選挙を実施するために必要な改善点を提唱した。さらにCSOは,各候補者の政治活動費等を精査するとともに,投票日には多数の選挙監視要員を動員した。

2 コモンウェルスによるステートメント

(1)2006年及び2011年の選挙で見られた問題点が今回の選挙でも見られた。特に,政治における資金の拡散,現職による国家資産の利用及びECの選挙を効率的及び公平に実施する能力,信頼性の問題である。

(2)大統領選挙においては,野党候補者に対する集会と移動の基本的な自由が制限され選挙の公正性を損なった。

(3)前回のコモンウェルス選挙監視団が指摘した国家と与党の混同は今回の選挙で更に進行し,政治的な自由及び選挙のための公平な舞台を準備しようとする努力が損なわれるおそれがある。

(4)野党候補者は平等に選挙を行うことができず,メディアへのアクセスにおいても不利であった。国の報道機関であるUBCは全ての候補者を平等に扱う責任を全うしなかった。UBCの報道は現職候補者及び与党に圧倒的に偏っていた。また,ジャーナリストは,政府の監視,圧力,嫌がらせ等のため,書くことができる内容を厳しく制限された。

(5)大統領候補者のうち女性が一人だけであった。立候補の登録料上昇が,多くの女性及び若者の出馬を阻んだ。

(6)前コモンウェルス選挙監視団がECの独立性を法的に強めることを提案したが,今回の選挙に反映されなかった。

(7)選挙用物品の配達の遅れにより,投票開始は2時間から,一部では9時間の遅れとなり,緊張が高まったが,選挙は比較的平穏に行われた。この遅れにより,選挙管理委員会は投票時間を延長したほか,カンパラの一部では投票が二日目に入るところもあった。

(8)投票所における集計作業は透明性が高かった。しかし,投票数確定時において,実際の得票数との不一致がいくらか見られた。

(9)犯罪予防団の役割に関する法的根拠が存在しないこと及び透明性が欠けていることは懸念事項である。彼らが選挙管理人の作業に影響を与えようとしたことが報告されている。

(10)ここ数日の野党指導者の逮捕は不必要な脅迫であり緊張を高める可能性がある。

(11)カンパラとその近郊への選挙用物品の配達の遅れは言い訳のできないものであり,選挙に至る過程及び実施時における諸問題も含め,選挙結果の公平性と信頼性を大きく損なうことになった。





























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